水を使わない洗車

立春も過ぎてほんの少しですが暖かくなってきました。そんな折り、僕にWRくんを売ってくれた友人が「水を使わないバイクの洗車方法を伝授してやる」とお誘いをかけてくれたので本日に色々とご教授して頂きました。

「Hi milky! シリコンスプレーは持っているか!?」
「Sir! 持っているであります!」
「Yeah! さぁ、お前の愛人に塗りたくれ!」
「Sir! Yes, Sir!!」
『HAHAHA!!』

という事で「水を使わないバイクの洗車方法」とは、もうすでに気づいていると思いますが、「シリコンスプレー」が大活躍します。水をかける代わりにシリコンスプレーを汚れている部位に対してスプレーして、汚れを浮かせてからウエスで拭き取るというわけです。この方法なら表面についているホコリを拭き取る際にバイクへのダメージが大分減らせるだけでなく、樹脂パーツやゴム部品にシリコンスプレーをスプレーする事により注油の役目も果たします。
僕が使用しているのは5-56で有名なKUREさんのシリコンスプレーです。ホームセンターで2本で500円位で購入しました。コスト的にも大分リーズナブルで、月1位でのバイクの外装磨きや、フロントフォークへの皮膜生成といった用途に使用している僕で、購入してから半年経った今でもまだ中身が残ってます。本当、なんてリーズナブルなんでしょう。しかも効果に関しては本当に感動します。「マットブラック」だった樹脂パーツが「ピアノブラック」ばりに輝き始めます。
写真はとっていないのですが、ゲイルスピードのホイールも磨き込んだので光り輝いて非常に気持ちよくなりました。

個人的にシリコンスプレーが素晴らしいと思う一番の理由は、フロントフォークへサビよけの皮膜を生成する事ができると言う点ですね。以前に乗っていたCBRはフロントフォークを磨く事はしても注油をどうすればいいのかわからず、気づいた頃には点サビだらけになってしまいオーバーホールをするしかないという状態にまでしてしまいました。WRくんはほぼ新車状態で僕の手元に来た事もあり、サビその他はまだ発生していません。さほどの手間をかけずに、出来うる限り奇麗な状態を維持してあげたいと考えてます。

ただし、難点もあります。それは「ホコリがつきやすくなる」事です。シリコンスプレーをスプレーするというのは表面にうすーく油を注したようなものですから、どうしても細かいホコリが付着しやすくなります。でも、それが気になればまた磨けばいいんです。で、そのついでに変な所がないかを見てあげればいつでも走れる状態に保つ事ができます。


そうそう、大分汚れてしまっていたクロスバイクくんも同じように磨きました。
2台ともぴかぴかになって満足な一日でした。