EX-ZR100の三脚の必要性とその効果と中秋の名月。
先日にCASIO EX-ZR100を購入しました。そして三脚(SLIK コンパクトII)も新調しました。
カタパルトに入るサイズという事で選んだんですが、厚みがぎりぎりでパンパンになってしまったのでデジカメを入れる場所を考えないと圧力で壊れそうです。カタパルトに全部詰め込む場合はデジカメ用にシャグバッグを購入してそちらにデジカメを入れた方がよさそうですね。今度実物を見に行ってみよう。
で、せっかくなので三脚による効果の違いは素人でもわかるレベルなのか検証してみました。
左が昔にPCショップで購入した三脚(メーカー忘れました)、右がSLIK コンパクトII。どちらも実売2000円以下のお手頃三脚です。別に違いなんて出ずに、無駄に三脚を増やしただけになるんだろうなぁと思っていたら。。。全然違いました。
検証開始。
撮影時には手ぶれをなくすためセルフタイマーを使用してます。また、環境としては少し風が吹いている状態でした。
最初にメーカー不詳の三脚で"BS > HS夜景モード"で撮影した場合、撮影された写真の設定がISO3200、絞り値がf/3、シャッタースピードが1/10secとなり、あまつさえデジカメ自体がブレを感知して"手持ち撮影"と判断され短時間露光&複数写真の合成による手ぶれ補正処理が実行されました。夜景撮影を目的とすると全く三脚の意味を成してません。
画像の一部を拡大してみました。ISO3200で撮影されている事もありノイズが目立ちます。
次に同条件でSLIKのコンパクトIIで撮影すると、ISO100、絞り値がf/3、シャッタースピードが2secとなりました。そしてデジカメが感知できるほどのブレは発生していないらしくちゃんと"三脚撮影"と判断され長時間露光の1枚撮影になっています。
拡大すると一目瞭然。ISO100で撮影されているのでノイズがかなり少なくなっています。
最後に三脚を使わずに手でも撮影してみました。撮影された写真の設定はISO3200、絞り値がf/3、シャッタースピードが1/15sec。メーカー不明三脚との違いはシャッタースピードが一段階早くなったぐらい。
あれ。。。こんなに拡大したのにメーカー不明三脚使った時とほとんど違いがないよ。
結果、自分撮りとかしない限りメーカー不明の三脚は夜景撮影という場面では持ち歩くだけ邪魔というレベルみたいです。そしてEX-ZR100はシーンに合った設定と手ぶれを抑えるための持ち方さえすればチープな三脚を使用した場合とほぼ同じレベルの写真がとれる事がわかりました。
最後に中秋の名月を三脚使わずに撮ってみました。満月好きー。