ステムを40mm伸ばしたら体幹が崩壊した
親ステム子ステム
ステムを90mmから130mmに伸ばしました。
ワイヤ類一式交換も必要になったので、なんだかんだで14:00ぐらいから作業を始めて終わったのが23:30でした。疲れました。
さて、なんでステムをいきなり40mmも伸ばしてるの?バカなの?と言いますと。
信じなさい。貴方の理想のステムは130mmなのです。
以前に受けたバイオレーサー5000の結果でステムは130mmにしたほうが良いとお告げがあったからです。
僕はあれこれ悩むのが嫌いなので「これが貴方の理想です」と言われたら盲信するスタイルです。
なお、お店の方には「いきなりここまで伸ばすと身体がついていかないと思いますので、まずは110とか120あたりにするのがオススメです」とアドバイスを受けていますが…
「理想値が130なら最初から130にして強制的に身体を慣らします」(キリッ)
と初心者らしく無駄にそれっぽい事を言ってせっかくのアドバイスを断っています。
ですので、これから書く内容に関しては僕が選択した結果であり、お店の助言をちゃんと聞いていればまた違った結果になるだろうという事は明記させて頂きます。
とりあえずいつもの場所で記念撮影
びふぉー
あふたー
写真だとあんまり雰囲気が変わった感じがしませんね。
でもよくよくハンドル周りを見てると伸びてるのがわかります。
感想
最初の10km
「ものすごくしっくりくる! 力の伝わり方も全然違う!! ヒャッハー!!!」
- ポジションを取った時に、すっぽりと収まる感じがする
- 荷重がいい感じに分散されるようになり、今までどれだけハンドルに荷重かけていたのかがよくわかった
- ダンシングしても膝がハンドルに当たる事がなくなった
- ペダリングも気持ちスムーズになった気がする
- とにかくペダルが軽く感じる
どんなポジションをとっても、窮屈に感じていた部分がなくなったので力を出しやすくなりましたね。
10km以降
「腰が…背中が…身体が支えられない…」
- 腰痛い
- 腰の少し上も痛い
- 今までみたいにハンドルに荷重かけて身体を支える事がしにくくなったのでごまかせなくなった
という感じで、20km程度の試走だったのですが、狙い通り体幹が足りてないのが浮き彫りになりました。
強がってないですよ。
強がってないですよ。
何故、110mmとか120mmとかで身体をならさなかったの?
だって、何度もステム交換するの面倒臭い…お金もかかるし…
- 作者:土井 雪広
- 発売日: 2015/08/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
実はバイオレーサーを受ける前に、土井雪広さんの本を読了しまして。
間違って解釈してる部分もあると思いますが、次のような言葉を気に入りました。
- ロードバイクは、多少フォームがおかしくても乗れてしまう
- 身体が鈍っている状態でも、最高の結果を出せた時のロードバイクのポジションで乗る事により強制的に身体を最高の状態に合わせていく
- ロードバイクに必要な筋肉はロードバイクに乗る事で鍛えられる
- スタミナ作りはロングライドしかない
つまり
バイオレーサーで出た数値にTCRくんをできうる限り合わせて、強制的にフォームと体幹とスタミナを鍛えよう
と決心していたのです。
「効果はバツグンだ」
僕の使い方はロングライドがメインではありますが、ポジション自体はレース向けとして出してもらってるはずなので、強制的に体幹を鍛えれる状態になっているはずです。
そしてその目論見と効果は抜群だったのですが。
月末に予定している120kmぐらいのロングライドイベントを完走できる自信が結構本気で無くなりました…
一応、ついこの前に200km走破してきたはずだったのになぁ。
まるで気分は初めてロードバイクに乗った日です。
(この時も納車した3週間後に琵琶湖一周150kmライドに拉致られるという状況でしたが)
200km走れていたのが20kmで音を上げそうになるレベルに逆戻り。
…
つまり、また走れる距離が伸びていく楽しみを味わえる、という事ですね。
よーし、まずは100kmを余裕で走れるようになるぞー。おー。
(月末のイベントに間に合うとは言っていない)