クロスバイクSSにハーフクリップをつけてみた
クロスバイクでも足を固定したい
僕のクロスバイクはシングルスピード化(38Tx16T)をしています。
そのため30km/h程のスピードを出すためにはケイデンスを100近くまで上げる必要があります。
フラットペダルでケイデンスを上げる場合、もしペダルから足を踏み外したらと思うとなかなか怖いものがあります。
かといって街乗り用途のクロスバイクで、専用シューズが必要になるSPDやSPD-SLペダルにするのもなぁと。
普段履きの靴でも足を固定させるとなるとトゥークリップかハーフクリップが選択肢に挙がります。
在庫あるかな
ん、あぁそういえば。友人が以前ハーフクリップつけてたな。そして今は使ってないように見える。
物を捨てないで取っておくタイプの友人なので、きっと在庫扱いで押し入れにあるだろう。
「ハーフクリップ持ってたよね?使ってないなら貸して。あと細身のサドルも余ってたよね。貸して」
「おう、もってけ」
こっそりサドルも要求するも、男気溢れる返事でありがたく拝借いたしました。
サドル交換
ロードバイクに乗り始めてから細身のサドルに慣れたせいか、今のサドルはペダルを踏む時に太ももがサドルに当たるのが不快に感じていました。
と言う事で細いサドルが欲しかったのです。
なお、この太いサドルも前述の友人からのお下がり。以前にクロスバイクを見せた時に「今使ってるサドルはゲル入ってる奴か。(ロードに慣れるために)クロス用にも多少固めのサドル入れとけ」と貸してくれてたものです。
そうそう、このくらい細いのがいいんです。
さくっと交換。
ペダル交換
さぁ、ペダルを交換しよう。
交換しよう。
こうか…んっ…!!!
ふぅ。
ペダルが外れません。
このクロスバイクを購入してから6年間、一度もペダル外してないので完全に固着してます。
専用品じゃないレンチじゃ無理か。
ペダルレンチを購入しようと調べてみるとホーザンのものがおすすめされているようです。
でも、これを買って外せなかったら無駄金になるな。。
プロに頼もう
1発でした。
ペダル交換の工賃は500円。
工具買うより全然安かったです。
そして作業風景を眺めていたところ、見た目的にはホーザンのペダルレンチのようなゴツイ形のレンチを使ってるように見えました。
今後も頻繁にペダルを交換するようになったらホーザンのペダルレンチを購入しようかな。
ハーフクリップを使ってみた感じ
ハーフクリップにつま先を入れるのが難しいですね。慣れるまでは危なそうです。
調べてみるとペダルの手前側につま先をひっかけてくるっと回転させると良いらしく、それを知ってからは多少は入れやすくなりました。
今日は体調が微妙なので数キロも走れませんでしたが、ペダルから足を踏み外すかもという恐怖は減りましたので、体調が万全になったらガッチリ回してみようと思います。
あ、サドルは狙い通りとても気持ち良くなりました。前のサドルより固くはなったみたいですが、ペダリングがやりやすくなったので満足です。
バナーをクリックしてもらえると、マックスケイデンスが少し上がるかもです。
ステムを40mm伸ばしたら体幹が崩壊した
親ステム子ステム
ステムを90mmから130mmに伸ばしました。
ワイヤ類一式交換も必要になったので、なんだかんだで14:00ぐらいから作業を始めて終わったのが23:30でした。疲れました。
さて、なんでステムをいきなり40mmも伸ばしてるの?バカなの?と言いますと。
信じなさい。貴方の理想のステムは130mmなのです。
以前に受けたバイオレーサー5000の結果でステムは130mmにしたほうが良いとお告げがあったからです。
僕はあれこれ悩むのが嫌いなので「これが貴方の理想です」と言われたら盲信するスタイルです。
なお、お店の方には「いきなりここまで伸ばすと身体がついていかないと思いますので、まずは110とか120あたりにするのがオススメです」とアドバイスを受けていますが…
「理想値が130なら最初から130にして強制的に身体を慣らします」(キリッ)
と初心者らしく無駄にそれっぽい事を言ってせっかくのアドバイスを断っています。
ですので、これから書く内容に関しては僕が選択した結果であり、お店の助言をちゃんと聞いていればまた違った結果になるだろうという事は明記させて頂きます。
とりあえずいつもの場所で記念撮影
びふぉー
あふたー
写真だとあんまり雰囲気が変わった感じがしませんね。
でもよくよくハンドル周りを見てると伸びてるのがわかります。
感想
最初の10km
「ものすごくしっくりくる! 力の伝わり方も全然違う!! ヒャッハー!!!」
- ポジションを取った時に、すっぽりと収まる感じがする
- 荷重がいい感じに分散されるようになり、今までどれだけハンドルに荷重かけていたのかがよくわかった
- ダンシングしても膝がハンドルに当たる事がなくなった
- ペダリングも気持ちスムーズになった気がする
- とにかくペダルが軽く感じる
どんなポジションをとっても、窮屈に感じていた部分がなくなったので力を出しやすくなりましたね。
10km以降
「腰が…背中が…身体が支えられない…」
- 腰痛い
- 腰の少し上も痛い
- 今までみたいにハンドルに荷重かけて身体を支える事がしにくくなったのでごまかせなくなった
という感じで、20km程度の試走だったのですが、狙い通り体幹が足りてないのが浮き彫りになりました。
強がってないですよ。
強がってないですよ。
何故、110mmとか120mmとかで身体をならさなかったの?
だって、何度もステム交換するの面倒臭い…お金もかかるし…
- 作者:土井 雪広
- 発売日: 2015/08/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
実はバイオレーサーを受ける前に、土井雪広さんの本を読了しまして。
間違って解釈してる部分もあると思いますが、次のような言葉を気に入りました。
- ロードバイクは、多少フォームがおかしくても乗れてしまう
- 身体が鈍っている状態でも、最高の結果を出せた時のロードバイクのポジションで乗る事により強制的に身体を最高の状態に合わせていく
- ロードバイクに必要な筋肉はロードバイクに乗る事で鍛えられる
- スタミナ作りはロングライドしかない
つまり
バイオレーサーで出た数値にTCRくんをできうる限り合わせて、強制的にフォームと体幹とスタミナを鍛えよう
と決心していたのです。
「効果はバツグンだ」
僕の使い方はロングライドがメインではありますが、ポジション自体はレース向けとして出してもらってるはずなので、強制的に体幹を鍛えれる状態になっているはずです。
そしてその目論見と効果は抜群だったのですが。
月末に予定している120kmぐらいのロングライドイベントを完走できる自信が結構本気で無くなりました…
一応、ついこの前に200km走破してきたはずだったのになぁ。
まるで気分は初めてロードバイクに乗った日です。
(この時も納車した3週間後に琵琶湖一周150kmライドに拉致られるという状況でしたが)
200km走れていたのが20kmで音を上げそうになるレベルに逆戻り。
…
つまり、また走れる距離が伸びていく楽しみを味わえる、という事ですね。
よーし、まずは100kmを余裕で走れるようになるぞー。おー。
(月末のイベントに間に合うとは言っていない)
最高に丁度イイZONDA 買って良かった編
で、ZONDA。どうなのよ? うーん。 うーん。。 うーん。。。 出したお金分の価値があったのかわからない。
最高に丁度イイZONDA 実走編 - oxdbのブログ
ナマ言ってすいませんッシタァッ!
ZONDA、イイです。まさかこんなに効果があるとは…
いつもの場所でヒルトレ
今日は昼から用事があったので朝練としていつもの場所でヒルトレをしました。
この時の記事にもタイムを載せていますが、石巻山のタイムは過去最高は9:54でした。
どんだけ死に物狂いでもがいても10分台前半がせいぜいで、ものすごく調子の良い時だけ10分を切れるという状況でした。
正直今回は「数秒ぐらいしか変わってなかったら、ZONDAはラチェット音にハァハァするためにだけでも買う価値がある!」的な、余計なお金を使った事に対する自分への慰めブログを書く事になるのかなぁ…とネガティブな事を考えながらTTに挑戦しました。
ゼェハァ、あれ、こんなにダンシングを長時間使えたっけ…? ゼェハァ…
…マジか。
1発で50秒近くタイムを縮められました。
その後に取ったタイムも9:21で、こちらも過去最高タイムから30秒短くなってます。
…うん。
ZONDAイェー!
ZONDAイェーーー!!!
ZONDAでヒルクライムして思ったこと
一漕ぎ一漕ぎの速度や進む距離が増えた、と言うよりも、脚に余裕ができるので今までは力尽きていた場面でもダンシングできるし、シッティングに切り替えた時も今までより早いケイデンスを維持しつつも回復できました。
そーかぁ、これが軽いホイールを使うメリットなのかぁ。
これを実感するまでは「良いホイールを買えば速くなる」と思ってましたが実際には「良いホイールを買えば体力の消耗が減る」なんですね。
最終的に速度が上がると言う結果としては一緒なんですけど、なんていうんですかね、「どこで休んで、どこでもがくべきか」と言った事を考える時に大事な情報かなと思ってます。
うん、ZONDA、買って良かった。ZONDAと共に次は9分切りを目指しますよぉ。
あなたのクリックでZONDAがもっと軽くなるかもしれません。
最高に丁度イイZONDA 慣らし編
引っ張りますよ。
だってお高いホイールですから。
この記事を読んだZONDAの先輩から「足を止めた時もヌルヌルに決まってるだろ。そんなのはZONDAの真の力を引き出してない(意訳)」とアドバイスをもらいました。
ちょっとだけ「あぁ、そんなもんだよ」と言うコメントが来るかなと後ろ向きな期待をしていたんですが、そんなことはないようで安心しました。
で、「ハブの初期不良も疑ったらどうだ?」とZONDAのハブが壊れた時と修理をしている内容が載っているページを紹介してくれました。 (我々の間ではしおいんですけどの人のブログは重要な情報源になってます。ありがたやありがたや)
しおいんですけど : ゾンダ神は滅びぬ、何度でも蘇るさ!!(日本語訳:ホイールぶっ壊れた)
さすがに壊れてるとは思いたくないですが、まぁ一度分解してみるのも面白いだろうなとZONDAのハブを分解・調整していそうなページを調べ始めます。
…
おっと?
「脚を止めた時、ハブの回転が悪く感じる」
色々ググってみてると、今の僕と全く同じ感想を持ってる人を発見。
そしてその方は玉当たり調整をすることで改善したようです。
CampagnoloカンパニョーロZondaゾンダの玉当たり調整【ロードバイク】
うん、全然違う。
さぁオペの時間だ…!と工具の準備を始めます。エェ、アタシは理系ですから…
そのZONDA、慣らし終わった?
落ち着け。まだ50kmしか走ってないんだぞ。
もともとプロが調整してるはずだし、慣らしも終わってない状況で素人が弄るのはヤバいだろう。
すぐにでも弄くり回したい気持ちを抑えるために「ZONDA ハブ 慣らし」と調べていくと、自転車のホイールも慣らしとして200km、300kmは走って様子を見た方が良さそうな記事を発見。
自分が期待している情報を見つけたことに満足して、和かに工具をしまう理系(AM1:30)
300kmは我慢してやる。命拾いしたな。
慣らしの状況について
ある程度走行距離が伸びたら追加していこうと思います。
300km走ってもあまり変わらなかったら玉当たり調整をしてみようかな。
20km走行時点(2017/07/10)
足を休める時、「ンギィィィ!!」と雄叫びがあがっているんですが、転がり抵抗が増えている気がします。 今までなら足を止めていてもどんどん速度が上がっていくようなちょっとした緩い下りの場所で、ZONDAではほぼ止まってしまいました。
最高に丁度イイZONDA 実走編 - oxdbのブログ
動画はとってませんが、こんな状況でした。
50km走行時点(2017/07/10)
下ろし立ての頃に比べると、少し回転が長くなってる気がします。
あ、ギアは 36x14 です。条件書いとかないと次にやる時に忘れちゃう。
70km走行時点(2017/07/16)
ヒルクライムでの効果は抜群でした。
ハブの回転は動画撮ってみたけども、回転する時間は50km走行時点とほぼ変わらずなので割愛。
Xkm走行時点
次に走った時に追加予定。
あなたの清き一票で、ハブのヌルヌル具合がアップします。
最高に丁度イイZONDA 実走編
絶景かな。絶景かな。
ZONDAの慣らしをどこでやろう
先日アップしたこの記事にも書いていた通り、実はまだ未実走でした。
本格的なロングライドや月末のイベントに使う前に近場でZONDAの慣らしをしておきたいなと。
普段練習に使っている石巻山は昨日の雨で路面がグズグズになっているのは間違いない。
さすがに新ホイール履いた初日にコケるのは避けたい…
あぁそういえば、蔵王山は道幅も広かったし、太陽の光もよく当たった記憶があるから一晩立ってれば路面は乾いてるだろう。よし決定。
蔵王山行ってきた
蔵王山が左手に見えてきました。
いつものことですけど、この橋はいつきても強い向かい風が吹いています。
そんなに僕の事が嫌いか。
蔵王山のふもと。
わーい、坂ダァ。
初めて来た時には結構絶望を感じたことを思い出します。
写真の奥の方の斜度がちょっと強めになっている所、最初はダンシング必須でした。
頂上が近くなってくるとチラホラと風車が見えます。
風車をぼーっと眺めるのが好きで、関東に住んでいた時とかは風車を見るためのツーリングをしてたぐらいです。
が。
釣りとロードバイク始めてからは元気よく回っている風車を見ると、「ちょっと休んでもイイんだよ? お願いだから休もうよ。ね、ね?」と電波を送る日々です。
展望台着。
ここにはサイクルスタンドが置いてあるので助かります。
メロンアイス始めました、とあったので、有無を言わさず食べました。
うん、ほのかな甘みで水分の抜けた体に染み渡る。美味しゅうございました。
で、ZONDA。どうなのよ?
うーん。
うーん。。
うーん。。。
出したお金分の価値があったのかわからない。
買わなきゃ良かった、ってのは全くないですし、どっちかといえば買って良かったと思ってます。ただ、「ヒャッハー! ギア5枚分軽くなったぜー!!」的な劇的な変化は感じませんでした。
まだ慣らしの段階なのでこれから変わるかもしれませんが、50kmという短い慣らしの中で感じた事は以下。
変わった!
走ってる時の音
「コーーーーー」という、風を切ってるような音がずっと聞こえるようになりました。
お高い試乗車とか乗ってる時もこの「コーーーーー」って音が鳴ってて、お高いロードバイク専用の音なのかなと思ってたら、どうやらZONDAでも採用されてる きしめん型のスポーク が風を切ってる音のようです。
これはちょっと、やる気出ます。
足を止めた時の音
「ンギィィィィィ!!!」とアンデルセン神父が憑依されています。爆音です。
段ボールから出した時には無音だったのに、ちょっと走っただけで爆音になりました。一体どういう構造してるんだと少し心配になるぐらいに。
もちろん、そんな事は気にせずにやる気アップです。
変わった…かな?(プラシーボ?)
漕ぎ出し
軽い、かな?
普段使ってるギアの位置とか覚えてるわけじゃないので、軽くなったかどうかはよくわからず。
ただ、「カッチリ」してる気がしました。ペダルに加えた力があまりロスせずにすーっと推進力に変わりやすくなってる気がします。
平地
30km/hまでの加速と維持がとても楽になった気がします。
そして、ガチ踏みした所53km/hまでは加速出来ました。
以前は下り基調じゃないと50km/hは超えなかったのですが、今回は上り基調で50km/hを超えました。全体的に速度域が少し上がったみたいです。
ヒルクライム
ゆるポタ的にダラダラ乗ってる時は得に何も変化を感じず。
ただ、加速するぞ!と気合を入れて踏んだ時は「グンッ!」から「クッーン!」という感じに変わった気がします。
踏み込みが若干軽くなったのと、踏んだ後の進む距離が少し伸びたと思います。これは多分、ちゃんと効果が出てる部分。
認めたくないけど、悪くなってない?
下りで足を止めた時
足を休める時、「ンギィィィ!!」と雄叫びがあがっているんですが、転がり抵抗が増えている気がします。
今までなら足を止めていてもどんどん速度が上がっていくようなちょっとした緩い下りの場所で、ZONDAではほぼ止まってしまいました。
まぁ、ラチェット音を響かせている時点でそちらにエネルギーを使ってるわけですし、そんなものですかね。
なんだかんだ書きましたが
脚を止めた時の転がり抵抗増えたかな?と言う懸念点以外に不満はありません。
慣らしが進めば変わるかもしれませんし、まずは乗り込んで行こうと思います。
なお、この写真撮ってた時に強風でTCRくんが倒れました…
あなたのクリックの力で、ZONDAの真の力を引き出してください。
最高に丁度イイZONDA
なんで「格好いい」と感じるんだろう?
今年の初め頃からずっと新しいホイール欲しい病に患っておりました。
新しいホイール欲しい病に患ったというか、最初から患っていたというべきか。
僕にとって初めて一目惚れしたロードバイクがDE ROSAのIDOLなんです。
もちろんフレームデザインも大好きなんですけど、他の吊るしのロードバイクに比べて、「なんか、かっこいい」とオーラを感じていました。
最初の頃は理由がよく分からなかったんですが、「ディープリムホイール」という単語を知ってから理由がわかりました。
「リムハイトが高い = カッコイイ」
牛、覚えた。
ディープリムホイール おすすめ…っと(ッターン!)
色々と出てくる記事を眺めます。
もう画面に穴が開くぐらい読みまくります。
通勤中の電車の中で「ディープリムホイール おすすめ 5万」と検索します。
家に帰ってソファに腰掛けながら「ディープリムホイール おすすめ コスパ」と検索します。
布団の中で枕を涙で濡らしながら「ディープリムホイール 不要」と検索します。
リムハイト = 価格
つまり。
リムハイト が 高い = 価格 が 高い
牛、覚えた…
まだだ、まだネジは抜けとらんよ
無理です。
ホイールに5、6万までなら出してもイイと思えるぐらいに頭のネジが緩んできている僕ですが、10万から20万はさすがに無理です。
輪行とかもするのに、そんな値段のホイールを輪行袋になんて入れてられないですし。
決戦用ホイール(笑)として買ったとしたら、一体いつ決戦するのか?と自問自答する日々になってしまいます。
改めて自分のロードバイクスタイルを考えよう
リムハイトが35以上で価格を10万以下に抑える事を考えた時に上がった候補は以下です。
- Campagnolo - Scirocco 35
- Campagnolo - Bullet 50
- Shimano - RS81 C35
色々と検討した結果、
「重さ的に平地もそんなに変わらなそう」
「ていうかヒルクライムが苦痛になりそう」
「そもそもステッカーデザインが好みじゃない」
「絶対すぐに高い奴を買い直す」
と、コスパ主義の僕の脳内でNGが下されました。
中途半端なものにお金出して後悔するぐらいなら、Dura-Ace C50か、FFWD F4Rを買いたい…
NO。だめだ。そんな高級品はレースに出るようになってからにしなさい。
ロードバイクに乗るにあたっての当面の目標は?
ブルベに参戦。SR(シューペル・ランドヌール)を取る事が目標。
シューペル・ランドヌール 200km、300km、400km、600kmの4つの距離のBRMの認定を同一年に受けるとACPにより「シューペル・ランドヌール」(SR)(フランス語。英語では「スーパーランドナー」)に認定される。パリ・ブレスト・パリ(後述)に参加する為には、開催年の1-6月までに、「シューペル・ランドヌール」の認定を受けなけれなならない。
ブルベ - Wikipediaより引用
前回、どーにかこーにか200kmはブルベ200の制限時間内には走れたので、来年からはブルベに参戦していきたいと考えています。
で、200kmをどうにか走れたので、亜美ちゃんばりに「わたし…みんなとフレッシュに参加してみたい(はぁと」とロード仲間に伝えたら「変態は一人で走ってろ」と寂しいコメントを貰って牛はショックです。
あれか、亜美ちゃんみたいに可愛くて若い女の子じゃなくて、髭面の三十路の男の子だからダメなのか。
どうでもイイですけど、ろんぐらいだぁすのキャラ的には紗希ちゃん目指してます。
現実に戻って。
ブルベを走ってる人たちは一体どんなホイールを履いているのか?
バイシクルクラブ セレクションに、PBP(パリ・ブレスト・パリ)を完走した三船雅彦さんの記事が載っていました。
使用したバイクはブルベのメインバイクにしているリドレー・ヘリウム。 …(省略)… ホイールは衝撃吸収性を重視してミドルグレードのカンパニョーロ・ゾンダを採用。
バイシクルクラブセレクションより引用
ゾンダ? ってあの、アンデルセン神父の異名を持っているゾンダ?
しおいんですけど : ロード人生初のホイール購入、そして初スプロケ装着に挑戦!!より
エイメン…!!
いいですか?新しいホイールを買って良い時は壊れた時と欲しくなった時だけです。
あぁ、アンデルセン神父様が我が家にいらっしゃってくれた…!!
もう満足した。しまっとこう。
(半月程押入れに突っ込んでました)
さ、交換しましょう。
amazonで購入しておいたスプロケ外しが役に立つ時がやっと来ました。
そして、最初スプロケ外しの引っ掛け方がわからなくて困りました。
左手側がチェーンついてる方、右手側がスプロケに差し込む方。
牛、覚えた。
この動画にはお世話になりました。ありがとうございます。
スプロケを分解した順に並べていきます。
SHIMANOのディーラーマニュアルでも並びは確認できますが、ちゃんと現物の写真をとるのが一番大事。
写真さえ撮ってしまえばもう混ぜても大丈夫。
パークリをぶっかけて…
キレイキレイ。
ヒィ。こんなに汚れが…
はめていきます。
作業終了
わーい、ZONDAだぁ! これでもっと早く、遠く走れるかなぁ。
なお、まだ走ってません。(作業自体は先週に終了)
タイトルに「最高に丁度イイ」とか書いてますが、まだ体感してません。
なんか語呂が良かったので使っただけです。てへぺろ。
(とはいえ、ちょっとググってもらえればわかりますが、トップクラスに丁度良いホイールなのは間違いないと思います)
そういえば、アンデルセン神父のようなラチェット音もほとんどしません。ていうか、無音?
ロード仲間の履いてるZONDAとかかなりの爆音なのになぁと調べてみると、どうやら最初はグリスがしっかり塗り込んであるので音が小さいそうです。
で、走ってる間にだんだんうるさくなってくるとか。
試しに部屋の中で空転させてみると、日ごとに段々とラチェット音が大きくなってきました。
毎晩部屋でZONDAを空転させて段々と大きくなるラチェット音を楽しむ日々を送っています。
明日、走りにいけたらイイなぁ。
追記(2016/07/13)
実走してきました。
あなたのクリックで、うちのZONDA様がアンデルセン神父様に成長していきます。エイメン。
赤べこに乗って200km
待ちに待った赤べこジャージ。中途半端な初お披露目会は避けたい。
半年間悩んだ赤べこジャージを手に入れた牛です。
赤べこジャージきたー! メチャクチャ嬉しいwww 早く着て走りに行きたい! pic.twitter.com/GHpAugvNgD
— 牛 (@tw_ox) 2016年6月20日
このジャージを着るために5kg減量したと言っても過言ではない。
— 牛 (@tw_ox) 2016年6月20日
その辺の街乗り練習で使うのは、せっかく我が家に来てくれた赤べこ様に申し訳が立たない。
何か自分の中でやった事ない事を…
よし、200kmチャレンジだ!
過去最高走行距離は今年のGWにグループで走った170km。
ブルベ参戦を目標にしているとロード仲間たちにも公言している通り、そろそろ200kmはチャレンジしておきたいところ。
てわけで、200kmを走るにあたっての目標は実際のブルベ200の制限時間である13時間半を切る事。制限時間に余裕を持って走り切れるのであれば、来年からはブルベに参戦していこうと考えています。
ローディ見習い未満の僕に200kmなんて走れるかなぁと赤べこ様を見つめると、赤べこ様が「いけるいける。ダメならロード降りろ」と首を縦に振ってくれた気がしました。僕がんばる。
さ、今回のルートは?
初めての200kmなので、「走って気持ちいい道」よりも「平地&コンビニがたくさんある」ルートを選びました。
ただ、全く山がないのも寂しいので御前崎付近で少し山コースを追加。
出発時、いつものコンビニで補給
黙々と朝ごはんという名の補給をしていると、スクーターに乗ったお兄さんに「どこまで行くの?」と声をかけられました。
「あー、今日はのんびりと御前崎まで行ってみようと思ってます」
「おま、、御前崎!? 全然のんびりじゃないだろ!?」
あ、そうなのか。やっぱり遠いのか。
そのあとロードバイクに興味を持ったのか、軽いのか? いくらぐらいで買えるのか?と色々と聞かれました。
僕の心の中のロードバイクおじさんが「ロードバイクはいいぞ」と呟くのが聞こえます。
まっすぐ、まっすぐ、ただまっすぐ
I'm at 菊川橋 in 静岡県掛川市 https://t.co/zopTRWg3n9
— 牛 (@tw_ox) 2016年7月2日
なんか面白い形をした橋だったのでパシャり。
最初の1時間ぐらいは20kmぐらいでしか巡行できなかったのですが、ウォームアップが済んだのかしばらくしてからは楽に30km40km出るようになったので快調に御前崎に向かいます。
山コース
体力が厳しそうだったらスルーしようとおもっていたのですが、結構快調に御前崎付近までこれたので、そのまま山コースへ向かいます。
ヒャッホーウ山だぁ!!
写真には写ってないんですが、結構交通量が多くちょっと開放感に欠けましたが、それでも山の中を走るのは気持ちイイものです。
特に今日のコースの150km以上が街中か幹線道路なので、貴重な自然満喫区間です。そりゃ写真もパシャパシャとります。
下に見えるのは茶畑ですかね? さすが静岡、お茶の国。
今日の小熊山こと、あらさわふる里公園展望台
I'm at あらさわふる里公園 in 御前崎市, 静岡県 https://t.co/66q0QiYpVJ
— 牛 (@tw_ox) 2016年7月2日
谷底にTCRくんを投げ捨てようとしているのではありません。結構な斜面だったので踏ん張らないと投げ捨てちゃうからです。
某木崎湖横の小熊山で「登頂したらこれをするのがマナーだ」と教えられた構図。
高いところに登るとやらなければならない気になってしまいます。
茶畑の中をスイスイと
茶畑の間をくねくねと曲がり下る楽しいルート。
すいすい流れていく茶畑を横目に眼下には街並みと海。
本日のルートで一番楽しくて気持ち良く、今思いだしてもこのルートを追加しておいて良かったと心から思います。
御前崎に向かおう
楽しかった茶畑コースも終わり、本来の目的地である御前崎に向かいます。
が、向かい風がきつい。天気も曇り空。空気自体もガスってる感じがして、あまり爽やかな感じがしません。
それなりにアップダウンのある街中の坂を登ってはおり、登ってはおり。。。
やってきました! 御前崎ー!!
I'm at 御前埼灯台 in 御前崎市, 静岡県 https://t.co/Ze4UVxY4S9
— 牛 (@tw_ox) 2016年7月2日
結構観光客の方がいたので、ちょっと写真を撮るのが恥ずかしかったのは内緒の話。
ここが静岡最南端なんですねー。
なんでバイク乗りは「最果て」的な場所が好きなんですかね。現実から逃げたいからですかね。はい。そうです。
…よし帰ろう。あとたったの100km走ればお家だ。
家が…遠い…
150kmを超えた辺りから急に力が入らなくなってきました。
向かい風の区間でも20km、25kmぐらいは出せていたのが、平地のほぼ無風なのに全力で踏んでも15kmぐらいしか出せなくなりました。
いや、全力のつもりではありますが、力が出せない状態です。脳みそから足に「回せ!千切れるまで回せ!!」という指令が届いていない感じです。
このままでは目標である200kmを13時間半切りが達成できなくなるかもしれません。
そういえば今日は道中に何を食べたっけ…150kmの間に食べた食料は…
絶対カロリー足りてない…
道中ずっとお腹が減る感じはなかったのですが、ちょっとお腹が減ってきた感じがします。
このままじゃ流石にハンガーノックになるかもしれない。
背中にいれてるスポーツようかんを取り出して齧ります。
キター!
飲み込んだ瞬間、15kmから30kmに加速しました。
いや本当冗談抜きで。
消化しやすい、とか、即効性がある、とかじゃなくて飲み込んだ瞬間に足が動き始めました。
脳から足への指令が届いていない感じがすると上に書いていますが、何かスイッチが入って指令が届くようになったみたいです。
人間の身体って面白いなぁ。
途中で腕が一瞬攣ったりとかしましたが、無事次に見つけたコンビニでおにぎりとか甘いものとかをとにかく補給しました。
I'm at セブンイレブン 浜松篠原町店 in 静岡県浜松市西区, 静岡県 https://t.co/r6MLPBMU8E
— 牛 (@tw_ox) 2016年7月2日
さ、あと40kmぐらい。頑張ろう。
豊橋よ、我は帰ってきた!
後光が差してて眩しすぎるぜ…
そんな事よりお尻痛い。
夕暮れ時の景色。大好きです。
そんな事よりお尻痛い。
初200kmチャレンジの結果
どうにかこうにか13時間半を切る事自体は出来ました。 (あ、少し距離が短いのは途中でミスコースしたからです…)
実際のブルベではルート確認やミスコースなどの時間も必要だと思うので、余裕を見て11時間台で走れればとは思っていたんですが、そんなに甘くありませんでした。
今回のルートは平地メインですし、気温的にもどっちかといえば走りやすい温度だった事もあるので、正直悔しい。
今後の教訓としては、きちんとカロリー摂取をして力が出なくなる区間が発生しないようにする事ですね。
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